自己調節硬膜外鎮痛法(PCEA)

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麻酔による無痛分娩では、PCEAというものがありますが、このPCEAとは、硬膜外麻酔による無痛分娩の最中に、自分でボタンを押して鎮痛薬を追加する方法の事をいいます。

この方法の第一のメリットは、産婦さん自身が薬の投与量をコントロールできるため、分娩中の痛みに応じて量を調節できることです。

ちなみにPCEAで産婦さんが薬の量をコントロールすると、使用する麻酔薬の量が、従来の硬膜外麻酔法に比べて大抵少なくなるそうです。

この方法では特別なポンプ(PCA装置)を使用します。

PCEA装置は、担当の麻酔科医によって、陣痛をやわらげるのに必要な量の麻酔薬が注入されるようプログラムされており、産婦さんがPCAボタンを押すと、必要な量の薬が注入されます。

自分で麻酔薬の量をコントロールするとなると、「誤って大量の薬を注入していまうのではないか」と心配になる人もいるかもしれません。

しかし、薬の量は無制限ではなく、あらかじめ麻酔科医が決めた量しか注入できませんのでそういった部分は大丈夫です。

なお、PCEAを開始してから15分〜20分で鎮痛効果があらわれ、その後は痛みを感じてボタンを押すと、大体5分以内に楽になります。

通常、PCEAでは従来の硬膜外麻酔よりも薬の投与量は少ないのですが、鎮痛効果は非常に高い方法です。

カテーテルの挿入や、分娩中の産婦さんと赤ちゃんの監視も、硬膜外麻酔による無痛分娩の時と同じように行なわれ、回復期のはじめ頃を含めて、鎮痛処置が必要な限り続けられます。

産婦さんかお医者さんのいずれかがもう麻酔薬をやめてもよいと判断するか、経口鎮痛薬に切り替える時点で麻酔を止めるということになります。

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